当社には大きく分けてライフサイエンス事業部と電子材料事業部があり、私は電子材料事業部の電材品質保証部 分析課に所属しています。新しい分析手法の検討等を行うことがあるのですが、それは楽しくもあり、難しくもあります。予想をし、計画を立て、実行するプロセスは大学生時代の研究にも似ています。得られる結果が良いものとは限りませんし、良い結果にならなかったときは次にどうするか考えて再度行う、という試行錯誤の繰り返しです。さらに、検討したものは業務として取り入れられるので、他の社員に伝えなくてはなりません。そこに難しさを感じています。

PBL（地域創生課題セミナーⅠ）※が一番印象に残っています。あるとき、私を含めて3人のチームで、ある企業のノベルティグッズを提案する課題をいただきました。化学系の課程で学ぶ私にとって“デザイン”は初めての分野で戸惑いましたが、チームで協力して楽しく取り組むことができました。最終的には、鳥をモチーフにしたマスコットキャラクターのデザインを完成させました。
就職活動でもPBLの経験を積極的にアピールしましたし、面接でも聞かれることが多かったですね。
※PBL（Project Based Learning）：「課題解決型学習」。課題を自ら見つけ、自ら解決する能力を身に付ける学習方法のこと。

私生活と仕事の両面における京都府北部の魅力発信を期待していますね。企業としては、長期就業による社員の活躍を期待するなかで、私生活の安定が欠かせないと考えています。
私生活面では、当社が事業所を置く福知山市を例にとれば、合計特殊出生率が本州第３位／京都府第１位といった子育てのしやすさ、教育・医療・商業の施設が集まっている生活のしやすさといった魅力があります。
仕事面では、半導体製造に必要不可欠な素材を提供する当社は、｢京都府北部から、世界中のあらゆる産業へ貢献する｣という魅力をもつ企業と自負しています。引き続き、当社も、京都府北部における地域創生の一翼を担ってまいります。