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2022.10.19

地域創生 Tech Program生が綾部高校の生徒とワークショップを実施しました

 令和4911日(日)、あやべ温泉のアクティビティ施設として設置された大型迷路「迷宮 仁王門迷路」の外壁にペイントを施すワークショップを行いました。本事業は地域創生 Tech Programの1~4年生の計18名が準備を進め、当日は京都府立綾部高校の生徒9名も参加し、暑さの残る中、汗をぬぐいながら色塗り作業に取り組みました。(綾部高校での参加者募集の様子はこちら

   

 本施設を運営する株式会社緑土(永井晃 社長)では、巨大迷路の集客のためにこれまで様々なイベントが行われてきましたが、昨秋、話題作りの一環として本学へ壁面ペイントの依頼があり、地域創生 Tech Programによる教育プロジェクトとして実現したものです。学生らは永井社長や綾部市との協議を重ね、綾部の豊かな山並みをモチーフに、壁面をカラフルな花びらのグラデーションで彩りました。完成した作品は、ドイツ語で「私も」を意味する「ich mich auch いっち もっち あっち」と名付けられ、地元の方々や本学関係者等、多くの人々の思いが集まり生まれたことを表しています。

   

   

 また当日は色塗り作業だけでなく、あやべ温泉の集客を目的とした事業提案に関するグループワークも実施しました。本学学生が高校生のグループワークをサポートし、最終的には永井社長を前にしたポスター発表を行う等、高校生にとっても大学の学びを体験する貴重な機会となりました。

   

 デザインコンセプトの策定に始まり、参加メンバーの募集、塗料の調整、色塗り作業の段取り、高校生との交流イベントの企画等、半年以上をかけて準備が進められ、完成した作品を前に、感極まる学生も見受けられました。

 残る3面の壁面は、毎年1面ずつペイントし、3年後の令和72025)年の完成を目指しています。

 地域創生Tech Programでは、これまで学年横断型の取組は少なく、今回のプロジェクトでは課程や学年を超えて課題に取り組む姿が印象的でした。今後も学内の教育プログラムにとどまらず、地元高校生を始め、地域との交流事業として発展することが期待されます。