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SEMINAR PROJECT

京都府北部に位置する綾部市。
その綾部市のあやべ温泉にある「迷宮二王門迷路」の壁面をデザイン。
ペイント作業には地元の高校生にも参加してもらい、地域一丸の取り組みになることを目標としたプロジェクトです。

コンセプト

タイトル:ich mich auch
(イッチ・モッチ・アッチ)

ドイツ語で「私も~」という意味。
地域の高校生にプロジェクトに参加してもらい、多くの人が集まったことで生まれた作品であることを表現。今回ペイントした西側壁面は、綾部市の山々の稜線をモチーフとしたカラフルな色合いで、色の濃淡を出した花びらをデザインしました。

実施計画

デザインコンセプトの作成、実際のデザインは4年生が担当。
ペイント作業計画の立案、検証作業は、メンバーを「調色班」「型作り班」「イベント班」の
3グループに分けて行いました。

  • 調色班

    ペイント作業で使うペンキの色の配合を行います。ペンキの配合割合を数値化し調整することで、理想とするグラデーションを完成させることができました。

  • 型作り班

    ペイント作業で使う花びらの型の制作やその塗り方の検討を行います。作業を手際よく進めるために、花びらの型の素材や大きさを工夫しました。

  • イベント班

    地元綾部高校の生徒に向けてのペイント作業参加の呼びかけ、作業当日のタイムスケジュールの作成を行います。綾部高校の生徒9人に参加してもらえました。

塗装作業

プロジェクトのメンバー18人と綾部高校の生徒9人でペイント作業を行いました。
苦労もありましたが、満足した仕上がりとなりました。

プロジェクトを通して学んだこと

今回のプロジェクトでは、学年、課程を越えて18人のメンバーが集まりました。プロジェクトを成功するためには、積極的なコミュニケーションによる情報共有が大事なことを学びました。18人が約半年取り組んだ成果が作品として残ることをとても嬉しく思います。