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2021.11.10
KIT International Week 2021 第13 回 Career×English「国際的に活躍する先輩と語ろう」が開催されました
令和3年10月26日(火)、国際センターが主催するインターナショナルウィークのイベントにおいて、国内外で活躍される企業人による講演会と、地域創⽣Tech Program1 期⽣による海外インターンシップ報告会を開催しました。
第⼀部
講演テーマ:「東南アジアでの新規ビジネス⽴上げと外国語」
講師:⽇新電機タイ株式会社 取締役 中野雅⽂ 氏
第⼆部
講演テーマ:「⽇東精⼯勤務時代の海外経験を振り返って」
講師:元 ⽇東精⼯株式会社 取締役 ⼤塚芳邦 氏
第三部
ものづくりインターンシップⅡ・Ⅲ受講⽣による海外インターンシップ報告会
⼤学院博⼠前期課程 先端ファイブロ科学専攻 2 回⽣
中島広貴さん、中筋沙恵さん、⼤江祐⾥佳さん
地域創生 Tech Program「ものづくりインターンシップⅡ・Ⅲ」において、海外工場へ訪問実績のある2社から中野様、大塚様を招聘し、海外赴任時のエピソードや苦労話、海外での働き方等を伺いました。海外インターンシップを受講した学生の体験談を併せて聞くことにより、外国語修得のモチベーション向上のきっかけを得る貴重な機会となりました。以下、講演会・報告会の内容を紹介します。
第一部では、タイやミャンマー、ベトナムにおいて工場立ち上げから携わった経験を基に、中野様から様々なエピソードが披露されました。特に当初は全くわからなかった外国語(タイ語)の勉強法については、とても参考になるお話でした。
アンケートでは、「外国語を⽇本で学ぶのではなく、現地で学ぶことの⼤変さが分かったが、それを乗り越えた勉強法を知ることができてよかった。」といった感想が寄せられました。
続いて、第二部では大塚様が、言語、文化、商習慣、労働観の4つの視点から、実体験を通して得られた教訓や心構えを語られました。「⽇本の常識は世界の⾮常識」というフレーズは印象的で、異なる言語環境下での言葉の大切さをより感じられる非常に興味深いお話でした。
アンケートでは、「実際に海外に滞在していないと知ることができない⽂化、⾵習の違いについて貴重な経験談を聞くことができて満⾜した。」などの声が聞かれました。
第三部では、地域創⽣ Tech Program1 期⽣の中島さん、中筋さん、⼤江さんより、研修で得られた気づきやタイの学生との交流について報告が行われました。地域創生Tech Programでは、京都府北部に立地する企業の海外(タイ)事業所において2週間程度のインターンシップを行います。参加者からは「現地の学⽣との交流などとても楽しそうで、私も行ってみたくなりました。」などの感想が寄せられました。
講演会・報告会には、40名を超える参加者が集まり、盛況のうちに終えることができました。外国人の受け入れを再開する国も少しずつ増えており、一日も早く海外との往来が元通りになることを願っています。